ここは不思議な合流所

不思議で可愛い存在がみえるようになった家族のお話

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妖精さんと一緒に住むということ -22-

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 妖精の合流所――。
 うーん。初めて聞く言葉です。ここにまさか妖精たちの合流所があるなんて。しかもウチに?💦

「この辺りにいる妖精さん達は夕方になると、安全なここに戻ってきて、朝になると、ご飯や材料を探しに出かけていたんだよ」

「安全ってどうして?」

「うちは塩も置いてあるし、パワーのある石もあるでしょ? タイムくんみたいな力のある子も一緒に住んでいるし、神様も来るから守られていてパワーがあるんだって、妖精さん達は安全なところにいないと、お〇け👻に襲われちゃうんだって、食べられちゃうこともあるみたい」

 妖精さん大変な思いをしていたのね。こわかったね。

「そんなところに家を建てちゃって、妖精さんの住処を壊しちゃったってことじゃないの? 怒ったりしなかったの?」

「合流所はここの下にあったみたいだよ。入り口を少し塞いじゃったんだけど、みんなは家が建った後、合流所の上に寝室のクローゼットがあったから、そこに新しく合流所をつくることにしたんだって、嬉しかったって言ってるよ。ママとどこかで会って知っている子もいたんだって。」

 そっか、怒っていなかったんだ。

「それで、丁度、妖精リーダーがいなくなっちゃったところで、青リスちゃんが代わりにここのリーダーになったみたい」

 青リスちゃん、さすが、高額パワーアニマル!

 そんな突っ込みをしながら私は更に質問を続けます。

「それで寝室のヒーターの中に住んでいたってこと?」

「ヒーターは冬はいつもつけているしあたたかいでしょ。妖精さんたち寒いのが嫌いなんだって」

 今も寒ーいといって、ママの服の中に入っていーい? と聞いていると言います。

 下着の中まで入っている子も💦 まあ私が見えてないからいいか。

妖精さんたち、こっちにも家作って住んでもいい? ってきいているよ。」

 指をさしたのはリビング、ダイニング、キッチン。いいけどと私は答えます。

 しかし、今まではこっちにはいなかったの?

「ずっと一緒にいたアニマルちゃんたちは僕たちの周りにほとんどいたけど、妖精さんたちは、寝室にいたんだって、時々こっちにきてママの近くに来たり、ママの様子をみていたけどね。僕がいつか見えるようになるとわかっていて、それを待っていたみたいだよ。」

 通常妖精さん達は空き家や、森の中に隠れて住んで、時々自分たちを見える人にみつかり捕まるのを避けているそうです。しかし、空き家はお〇け👻が来たり、火事になったりと危ないことも多かったようです。また、見える人に大切にされることもあるようですが、それほど多くはないようで、うまく安全なパワーのある人の家に住めたとしても、ひっそりクローゼットなど隠れて、家人がいなくなると出てくるそうです。

 そうなのね。色々遠慮していたのね。そういえば、ごはんも食べる前にいーい? なんて毎回きいているものね。勝手に食べたり住んじゃいけないって思っているのね。そんなことないよ。うちのものは食べていいんだよー。

 そんなことを思っているうちに妖精さん達は早速、『場所は早い者勝ち』『ここに住むー!』とお家の準備をしはじめたようです。

「それとね! ようちゃん達、ここでみんなで安全に住むために学校をつくることにしたんだって! 」

 学校! まさか学校までつくるって、またまたー。怪しいという言葉が出かかります。

 すると、カズヤが「そこあぶないよ!」と私の方に向かって言ったのです。

 なに? どうしたの?

「ママが今火をつけようとしているのに💦 妖精さんコンロの近くにいたの」

 うひゃー💦 あぶない。

「人間と一緒に住むってことは、人間のことをわかっている子ならよいけど、みんなわかっていないから、すごい危ないことなんだよね。だから、人間のことを勉強する学校が必要なんだって」

 確かに、色々あぶないところあるよね。カズヤは続けて、電子レンジの中に入っちゃだめだよ。と言っています。キッチンは特に危ないところだらけだよね。ちゃんと声かけてから行動しようっと。

「それでね。妖精学校の校長はネギ先生だって」

 ネギ校長。ネギが先生……。どこかでこの話を聞いたことあるような…。
 「うん。そう! 僕が学校でみたことがある。ネギをかぶった妖精だよ!」
 ああ、やっぱり💦
 そう。私はこのネギ妖精の話をカズヤから聞いたことがあったのです。


🐿🍄✨✨ここふし雑談部屋🐿🍄✨✨

 

青ちゃん「ネギ先生ー!登場ー!」

マリー「やっとここまで来ましたー!」

カズヤ「ネギ先生。昨日北海道に行ってたんだって」

マリー「そうなんだ。どんな用事だったの?」

ネギ先生「仲間と会ってきたよ。青ちゃんが連れて行ってくれたんだ」

マリー「そっか、青ちゃんありがとう。ネギ先生、お仲間のみんな元気だった?」

ネギ先生「ここに連れてきたよ」

マリー「おお! 連れてきたんだ。こんにちはー」

カズヤ「また、にぎやかになりそうだねー」

青ちゃん「また花火しなくっちゃー!」

………
マリー「そういえば、ランキングポチッ企画の第二弾を今考えてくれているんだよね?」

カズヤ「そう。ここふし遊園地にご招待とかどうかなー? とか考えてるんだよ」

マリー「家にきてもらうってこと?」

青ちゃん「うん」

カズヤ「心だけね。霊でってことかな?」

マリー「そんなのできるのかな ママ色々心配💦」

青ちゃん「大丈夫大丈夫ー! では妖精水も残りわずか! 初めての方もおかわりする方もポチっよろしくおねがいしまーす。」

カズヤ「妖精さん達、今、準備すすめてくれてます。みなさん楽しみに待っててねー!」

マリー「この後ご飯食べながらみんなによーく話きいてみます💦」

ようちゃん達「では、まったねーー」


🐿🍄✨✨おしまい🐿🍄✨✨

 

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