妖精パーティは料理不足 -13-
寝室のクローゼットの中にはカバーをかけたデロ〇ギのオイルヒーターをしまっていました。
「ここがパーティ会場だって」
「ええ!? まさかこの中とかじゃないよね?」
「この中だって言ってるよ」
まさかオイルヒーターの中でパーティするなんて、オイルの中でどうやって? そう悩んでいると、カズヤがまた。ふんふんと返事をしています。
「ママ、妖精さんたち、今日は急遽料理も出すことになったんだって、でも出す料理がなくて困ってるって」
パーティするのに料理がないなんて、意味が分からない………と思いながらも、ユリのおやつにと沢山買ってあったゼリーの存在を思い出し
「妖精さん達ゼリー食べるかな」
そう言ってみました。すると、
「食べたい! 嬉しい! って、言ってる」
「了解! 」
私は冷蔵庫のゼリーをもってきて、ヒーターの近くのナイトテーブルの上にそれを置きました。
「ママ、フタ開けてって」
「はいはい」
そして、私たちは寝室のドアをしめて、リビングに戻ったのです。
はあ、疲れた。
何が起こっているのだろう………。私は夕食の準備をしながら必死に頭の中の情報を整理します。そうこうしているうちにユリが園から帰ってきて、カズヤは宿題をリビングで始めました。そしてしばらくした後、私はもう一度カズヤに確認したのです。
「カズヤ、ホントに見えてるの? ママ、見えないし、信じたいと思うけど信じられなくて」
するとカズヤははっきりと言ったのです。
「ママ、僕は今見えているから、見えてるって、言ってるんだよ。見えているものを、見えていないって言うことはできないよ」
🐿🍄✨✨ここふし雑談部屋🐿🍄✨✨
マリー「そういえば、カズヤはあの時、Aちゃんをみていたんだよね。」
カズヤ「そうそう。Aちゃんがcookの帽子をかぶっていてね。変なのがいるなーって思ってた」
Aちゃん「ぼくね。みんなを4列に誘導してたのー」
マリー「へええ。偉いねー」
カズヤ「でもその時は、まだぼく、Aちゃんのこと忘れていたんだよね」
Aちゃん「ひどい。あんまりだー」
マリー「カズヤ、今は思い出したんだよね」
Aちゃん「んーーーまっ、いっかぁ。そのかわりカズヤ、○○してねー」
カズヤ「えええええーーーーまっ、いっかぁ」
マリー「それではいつものどうぞ―」
Aちゃん「ぼくたちのブログは、ブログランキングに参加していまぁーす」
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?「ガオー」
みんな「これからも、よろしくおねがいしまーす」
おしまい
🐿🍄✨✨